サービス内容

ボディーシャワー(浴槽を用いた湯灌)コース 施しの内容

ル・メイク

このコースは2名のスタッフによる施しとなります。
厳粛なおもむきにて始めさせて頂きます。

機材の搬入

まず初めに1名が浴槽やシャワータンクなどの機材を運ぶ準備をさせて頂きます。
長さ2m横幅80cm高さ50cm程の浴槽を故人様の寝ているお部屋に置かせて頂きます。
この搬入と設置の所要時間は状況にもよりますが15分~20分程のお時間を頂きます。
準備の際にもう1名のスタッフが故人様への施しも始めさせて頂きます。


お身体のご確認

お身体全体の状態確認を致します。
(ここでは入浴の際に問題が起きる事が無いかの確認を致します。後ほどしっかりとした確認を致しますので簡易的な確認となります。)


お綿による
ご処置

喉元・鼻腔に綿の詰め物を致します。
これは万が一、体内から出てくる吐しゃ物や体液などを食い止める為と、コバエなどが体内に侵入することを防ぐ為に必要なご処置です。
(この際はお心苦しいかと思われますので極力お席は外して頂く事となります。)


含み綿

お口の中から頬の部分に綿を入れお顔の表情を和らげます。
お痩せになったお顔も、この含み綿により生前のお顔にお近づけ致します。


お口閉じ

お口が開かれている方はご希望によりお口をお閉じします。
またこれから開いてくる恐れのある方のお口も開かないようご処置をさせていただきます。
顎バンドやチンカラー(顎止め器具)などで固定されている場合も取り除きごく自然なお姿にさせて頂きます。


お身体のご移動

お顔やお身体のご処置が終わりましたら、お召し物をお脱がせし担架ネットにお寝かせしたお身体を浴槽までご移動させて頂きます。
(この際にお身体の細部まで状態確認をさせて頂きます。)


ここまでで、準備段階は終了です。
この後ご家族様お立ち合いのもと「湯灌の議」を厳粛なおもむきにて執り行わせて頂きます。

湯灌とはお身体を清潔にするだけでは無く、
生前の“苦しみ”“煩悩”を取り除き清める“沐浴”とも言われております。
新たな来世に生れ変わる為の願いとも言われております。

逆さ水の儀

仏式の際は、最初にご家族の方による「逆さ水の儀」と言ったものを行って頂きます。
(神道・キリスト教などの仏式以外の宗教では行いません。)

これは桶に準備致しました「逆さ水」を柄杓にすくって1名様ずつお渡しします。
渡された方は故人様の御足もとから肩口にかけ、柄杓の中に入った「逆さ水」を少しずつ掛けながら最後に肩口で流しきると言った行いです。
その際はスタッフがご案内いたしますので特に難しい事はありません。

「逆さ水」とは… 
現世では一般的に熱いお湯に水を入れて適温にしますが、あの世では現世とは真逆の世界があると信じられていた事から、このような非日常な際は水に熱いお湯を足して適温にしたお湯の事「逆さ水」とよびます。


ご洗体

この浴槽を用いた湯灌では、着せ替えコースの“簡易湯灌”“古式湯灌”と呼ばれる清拭にて体を清めるのとは違い、実際に髪の毛もシャンプーとトリートメント、お身体もボディーソープにて丁寧に洗わせて頂きます。
浴槽の中に張ったお湯の中に入って頂くと云う訳では無く、シャワーにて洗い流すと方法でお身体を洗わせて頂きます。
これは故人様をお湯の中にお入れする事は状態変化の抑制観点からあまり宜しくないとされているためです。お湯の温度も熱すぎない適温にて準備させて頂きます。
(ご一緒に洗う事をご希望の際はスタッフにお声掛けください。)

ご洗体されたのち、ご希望をお聞きしてからフェイスパックさせて頂きます。
パックにより保湿される事もあって男性であってもご希望される方が多いです。


ここまでで“湯灌の儀”は終了となります。

機材の撤収

このあと浴槽などの機材を片付けいたし、その間に故人様のお着付けもさせて頂きます。
お使いになりましたお湯はスタッフがタンクに移し持ち帰ります。


お着付け

お着付け お召し物は手前どもでご用意致しました「白装束」「神式御浄衣」や生前愛用されていた「着物」「洋服」「スーツ」などもお着付け出来ます。何なりとお申し付けください。
(場合によってお体の状態によりご用意頂いたお召し物のお着付けが難しい場合もあります。その際はご相談させて頂きます。)
また、白装束だけだと寂しい印象から最近では色の付いた羽織や刺しゅう入り羽織・他にも色の付いた仏衣等も有料オプションにてお着せする事が増えております。
担当がお持ち致しますのでご確認頂き、お気に召すのがありましたらそちらもお着付けできます。


浴槽の片づけ、お着付けが終わりましたらご家族様にお声掛けし、
この場よりお立ち合いして頂くこととなります。

旅のお支度

仏教徒では宗派によりお体にお付けする旅支度(足袋・脚絆(きゃはん・すねあてです)・手甲(てっこう)六文銭など)をその場でお付けする事も可能です。
地域性により納棺時に行う事もありますので行う前にご確認させて頂きます。


これよりメイクの施しとなります。

お髭剃り・
産毛剃り

男性はお髭剃り、女性は産毛剃りをしてまいります。
 おしゃれ髭などで希望があればお申し付けください。なるべくご希望に添えるようお剃りし、お整え致します。


お髪のお整え

ドライヤーにて乾かしたお髪を、ご家族のご希望をお聞きしながらお整えして参ります。
最後にヘアースプレーにて型崩れしないようセットさせて頂きます。


メイクアップ

男性や普段お化粧をしておられなかった女性でも血色を整えると言う意味合いのメイクを施します。
メイクを行う前には乾燥を防ぐ為のご処置もさせて頂きます。
お化粧の際にはご要望をメイク担当にお申し付けください。
(生前使われて居たメイク用品は故人様に適さない場合が多い為、専用のメイク用品にて施させて頂きます。)


ご安置のご説明

施しが全て終了となりましたら、担当メイクスタッフからご安置の際の注意点などをお話しさせて頂きます。
(最適なご安置方法は場所や気候、期間やお身体の状態によって大きく変わりますので、一番適した方法や注意点を専門スタッフが状況確認の上お話しさせて頂きます。)


最後に全てのご確認をして頂き滞りなく終了となります。